コンサート情報(大学主催)
第48回作曲作品演奏会
( 終了しました)
作曲専攻が国内外からプロの演奏者を招聘し、毎年一回開催している作品演奏会。
今年度はフランスより、フルーティストの佐藤真由さん、ハーピストのサンドリンヌ・シャトロンさんをお招きします。
◇ゲストプロフィール
佐藤 真由(フルート)
1995年、国立音楽大学2年終了後、パリ国立高等音楽院に入学(アラン・マリオンクラス)。1998年、同音楽院をフルート・室内楽(ギターとのデュオ)共に一等賞を得て修了。2000年、第5回フルートコンクールびわ湖にて、第2位及び武者小路千家賞を受賞。
2005年7月より、フランス再渡仏パリ市内在住。パリ音楽院卒業生選抜オーケストラOLC第一フルート奏者(2007-2009)として所属、またこれまでに、パリ管弦楽団、ワロニー室内王立弦楽団、オーヴェルニュ弦楽団、プロメテ・オーケストラ、東京フィルハーモニー、群馬交響楽団等に度々出演。現在、ソロ活動のほか、木管五重奏「アルテ・コンボ」、弦楽カルテット「IKI」、サウンド・ペインティング・アマルガム他、室内楽グループ、ダンサーとのコラボレーションなどで活動中。また、年に数回、来日公演も行っており、2009年10月、初来日したフランス木管五重奏「アルテ・コンボ」日本ツアーは、大好評を博し、「日仏の文化交流」として「読売新聞」で全国に紹介された。2010年、ストラスブルグ音楽院現代曲部門(マリオ・カロリクラス)において満場一致の一等賞を取得。アルス・ノヴァ、アンサンブル・カリオペなどの現代アンサンブルにも度々出演している。
サンドリンヌ・シャトロン(ハープ)
パリ国立高等音楽院のハープ科及び室内楽科卒。Charpentierとアルルハープコンペティションの受賞者であり、スポンサーはNatexis-Banquepopulaire財団とラジオフランスである。数多くのマスタークラスを担当し、国際コンペティションの審査員も度々務めている。
ソロ、室内楽そしてオーケストラでの演奏に留まらず、後進の育成にも力を注いでいる。
オランダオペラでのソリストと、アムステルダム音楽院での指導の傍ら、カリオペとフランスのトリオポリコードのメンバーも務めている。
既にソロアルバムを何枚かリリースしており、中でも”André Caplet et ses contemporains”(アンブロジーレーベル)と”Le muse de la musique”とコラボレーションした”Le salon de musique de Marie-Antoinette”(ナイーヴレーベル)は高い評価を受け、また、ピエール・ブーレーズ指揮によるアンサンブル・インターコンテンポラン演奏”Sur Incises”のレコーディングにも関わっている。
数々の著名音楽祭に参加。例として、ラジオフランスの音楽祭”Presences”、ロワイモヨン修道院音楽祭、メシアン音楽祭、香港French Mayが挙げられる。