作曲科の活動ブログ
【2022年度短期外国人客員教授】Prof. Juha T. Koskinen
作曲コースでは、2022年度短期外国人客員教授として、フィンランド出身のJuha T. Koskinen先生をお迎えしました。
2023年1月から3月最初までの2ヶ月間、作曲コースの学生たちのレッスンや講義等をご担当いただきます。
ユハ・T・コスキネン(作曲)
1972年、フィンランドの首都ヘルシンキの近郊、エスポー生まれ、シベリウス・アカデミー修士課程作曲専攻修了後、リヨン音楽院とIRCAM(フランス国立音響音楽研究所)に学ぶ。カレヴィ・アホ、パーヴォ・ヘイニネン、カイヤ・サーリアホ、フィリップ・マヌリの各氏に師事。
海外のオーケストラ、音楽祭から数多くの委嘱を受け、国際的な評価が高い。主な作品にフィンランド放送局の委嘱による「ヘンクヴァ・グラニティ」(2001)、交響曲第1番(2006)、三島由紀夫の戯曲によるオペラ「サド公爵夫人」(2010) 、モノローグ・オペラ「ルシア」(2015)、ラジオ・フランスの委嘱によるオペラ「Ophelia/Tiefsee」(2017 プレゾンス・フェスティバル パリ初演)があり、吉澤延隆(箏)、八坂公洋(ピアノ)、青木涼子(能)、Ensemble H[ákka](アンサンブル・アッカ)(広島)、ベルリン・アジア・アンサンブルなど、内外のアーティストとの共演も多い。
国際ロストラム・ヤング・コンポーザーズ・オブ・ユネスコ第2位受賞(1995)、国際ナディア・アンド・リリィー・ブーランジェ財団(フランス)奨学金(2000)、武生国際作曲賞(日本)受賞(2004)。2016年、2020年、2022年愛知県立芸術大学音楽学部作曲専攻客員教授を務める。